vol.30 国家戦略室担当 仙谷大臣視察団様 ご訪問!

2010/04/12 コラム by SHiPLA

 3月21日(日)11時40分から国家戦略室の視察団が来られました。

 急きょ決まったことで、昨年の日本銀行副総裁、西村淸彦さまに引き続き、国の戦略を左右される方々のご来訪で、弊社のPTA技術、シプラ製品を知っていただくよい機会になりました。

 県立大学佐竹教授の依頼で決まったのですが、社長自ら15分程度のプレゼンをと言われ、それくらいならと軽く考えていました。しかし、前々日から警察関係の方々との打ち合わせを始め、45人乗りバスや、関係車両の駐車位置などの確認等、少人数の会社としては準備が大変になってきました。

そこで逆に受け身ではなく、積極的にお受けしようという考えに変わり、この機会にいろいろ大臣にも知っていただきたいことがある、とプレゼン内容を改めて、構築しました。

概要は、以下のとおりです。

  ① 日本の技術力(海外との比較競争力)

プラズマ,液晶TVに表わされるようにものづくり日本の技術力は独創性もあり高いが、すぐ韓国、中国が追いつき、追い越される。国家戦略として、日本の技術を守り、育てていくことが重要

  ② ベンチャーの活動の現状

2007年に富士通から完全独立してから、わずか2年で製品化に成功した。非常に早いスピードで、進展してきていると思っている。しかし、特に研究開発と本格的な製造の両方を手掛ける弊社のようなベンチャー企業では、研究開発が終わって生産、売上達成まで大きな費用を要し負担が大きい。ソニー、京セラ以来、日本に本格的な製造会社が生まれなかったのは、技術はあっても立ち上がりまでに体力を消耗してしまうからである。弊社はベンチャーキャピタル、事業会社からの支援だけでなく、NEDO,経産省、中小企業団体中央会などの公的支援によって資金を工面してきた。PTA技術は、製造も輸送も使用時も全てにおいて省エネで投資が普通のFPDの10分の1以下でできる技術であるが、それでもハードを扱うためかなりの資金が必要である。引き続き、支援をお願いしたい。

③ ベンチャー成功の確信

会社を作るときにベンチャー成功の確信持ってスタートした (まだ、途上であるが) 。
それは以下の3点の理由である。

  (1)世界初のユニークなアイデアと技術 (ガラス基板からの脱却、プラズマ駆動技術の応用)

  (2)入口市場を狙える(敵のいない高付加価値市場がある)

  (3)高い投資効率(中小企業でも勝てる)

     小さい装置・工場 :投資が少なくて済む
     超大画面市場  : 高付加価値市場

④ アジア市場への展開の可能性(アジアとの連携、競争など) 

PTAは新しい産業を創出する。

    産業・公衆表示用途  エンターテイメント・アミューズメント  コンシューマー

    2015年以降は、スーパーハイビジョン試験放送開始により、超大画面市場が広がる、
    PTAは、軽量化、低消費電力化、超大画面が実現できる唯一のディスプレイである。
    将来は、PDP,LCDに並ぶ、数兆円の日本発の産業へ発展する。

PDP,LCDの競争ではアジア勢に押されたが、PTAは弊社のみしかやっていない技術であり、国際競争力は充分ある。

この後、工場で、柱巻きディスプレイ、関空向けディスプレイを見学されました。すごい会社だと感想を頂きました。たった30分間のご訪問の時間に意を尽くすことはできませんでしたが、プレゼン終了後、大臣より温かい拍手と応援の言葉をいただき、元気を頂きました。

私たちのように小さなベンチャー企業をご訪問くださいました視察団ご一行さまに心より感謝しています。行き届かぬことが多々あったことと思いますが、大いなる経験をつみました。

その後、テレビで仙谷大臣をお見かけする度、大臣の一挙手一投足に集中して耳と目を傾けています。何だか、大臣がすごく身近に感じられるようになりました。

2009年度の最後を飾るビッグイベントになりました。

 

技術は愛


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